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まるで近未来?日本発のベンチャーが空飛ぶバイクを開発・販売開始!

スターウォーズ

皆さん、どーもこんにちは!デキる大人編集部のケンティーです。

 

突然ですが皆さん、SFは好きですか?

 

映画でいえば、バックトゥザフューチャー(Back to the Future)、スターウォーズ(Star Wars)、漫画でいえば「AKIRA」のような近未来SFはいつでも私たちをとてもわくわくさせてくれるものですよね!

 

でももしそれが現実のものになったら?

映画で登場するような空を飛ぶ乗り物が

私たちの普段の乗り物になるような時代になったら?

 

考えるだけでもわくわくしますが、

その世界を現実のものにするような発明が日本国内で今話題となっています。

なんと「飛ぶバイク(=ホバーバイク)」が日本で販売されるかもしれないんです!

 

それがこちら!

ホバーバイク

 出典:ホバーバイク、管制システムなど次世代交通インフラの構築事業 | A.L.I. Technologies

 

この乗り物は日本発のベンチャー企業A.L.I.テクノロジーズが開発したホバーバイク、その名も「Speeder」!

 

くぅーカッコいい!これに乗って通勤したい!

しかもこれ、なんと商用販売されるんです!

現在は5月中をめどに100台限定で予約の受け付けを始め、2020年後半の納入開始を目指しているようです。

 

そこで今回はこんなカッコいい空飛ぶ乗り物の世界、

「エアーモビリティ」・「ホバーバイク」についてご紹介させていただきます。

 

 

1:エアーモビリティとは?

「エアモビリティ」は明確に定義されたものではないが、ここでは「短中距離の飛行を目的とした機体」としておく。ヘリコプターは動力装置としてピストンエンジンとターボシャフトエンジンを使っているが、現在開発が進んでいるエアモビリティは運用コスト軽減を図るために電動型が多い。

 

人が移動する機体は、現行のバイク・乗用車サイズで1名〜数名の搭乗を想定する。貨物用の機体は、宅配便サイズの荷物の輸送を想定している。

 

水平離着陸型と垂直離着陸型があり、前者の多くは固定翼で滑走路が必要となる。後者は回転翼機(シングルローター、マルチローター、同軸二重反転ローター)、VTOL機(固定翼と回転翼を組み合わせた機体)などが挙げられる。

 

構想の実現、機体の開発には、安全性、効率性、環境性を満たすことができるかが鍵となる。 

出典:https://www.nippon.com/ja/currents/d00446/

 

とまだ具体的にまだ定義されたものはないとのことですが、

現行におけるエアモビリティをざっくりとまとめると、

  • 空を飛ぶ乗り物
  • バイク型が多い
  • 現行のモデルは電動型が多い
  • 水平離着陸型(≒飛行機)と垂直離着陸型(≒ヘリコプター)がある
  • 安全性・効率性・環境性など課題はまだまだ多い

といった感じですね。

 

2:世界におけるエアモビリティ事情

2‐1:空飛ぶスケボーは2015年にすでに実現されていた!

バックトゥザフューチャー

バックトゥザフューチャーでおなじみのこのホバーボード。

近未来といえばこれ!とイメージする方も多いのではないでしょうか?

小さいころにこの乗り物を見て以降

「生きているうちにこういう乗り物に乗りたい…」

とケンティーは思っていました。

 

ですが!なんと、もうすでに現実世界に空飛ぶスケボーは存在していました!

しかも2015年に開発されていました…。

今2019年なのに、気づいてなかった…。

 

ホバーボード

(C)Lexus 

 

上の写真がそのホバーボード。高級車メーカーのLexusが開発したものです。

写真からでも、その近未来感が伝わりますね!

しかし残念ながらこちらについては商用販売はなし。あくまでLexusのコンセプトムービー内のコンテンツの一部として開発したようです。

市販予定のない製品の開発に多くの時間・費用をかけて、とうとう完成にこぎ着けたレクサスには脱帽です。

しかもこれが完成したのはバックトゥザフューチャー2の世界の年号と同じ2015年!

開発者の熱い思いが感じられますね。

 

※ホバーボードの様子が見えるレクサスのコンセプトムービーはこちら


The Lexus Hoverboard: It's here

 

2‐2:世界初のホバーバイクは2014年に誕生、2017年に商用販売開始

AERO-X

2019年に誕生した日本初のホバーバイクですが、実は世界的には2014年には「Aero-X」という会社がすでにホバーバイクを開発・販売予約受付を開始し、2017年に商用販売を開始。

 

気になるお値段はなんと約1,000万円!

 

バイクとしてみると非常に高いですが、空を飛ぶ近未来的な乗り物が1,000万円で自分のものになるなら、安いかも?

 

※実際の操縦の様子はこちら。

youtu.be

 

2‐3:ドバイの警察がホバーバイクを公用車としてすでに導入済み!?

ドバイ警察 ホバーバイク

 ここまでの内容だけ見ると、

 

「確かにすごいけど、金持ちの趣味でしか使われないでしょ…」

 

と思っている人もいるかもしれません。

 

が、しかし!この乗り物を国家レベルで本格導入を検討している国があります!

 

その国とは、ドバイ!

 

ドバイといえば世界屈指の財力を誇る国家として知られており、ドバイ警察も「ドローン搭載自動運転パトカー」を導入するなど、最新技術を積極的に取り入れていることで知られています。

 

「空を飛ぶホバーバイク」を導入する予定と以前から噂レベルでは報じられてきたドバイ警察ですが、なんと実際に導入が始まっており、すでに警察官を対象にした訓練も行われていることが明らかにされているとのことです!

参考記事:

Dubai Police start training on flying motorbikes - CNN

https://edition.cnn.com/2018/11/08/middleeast/hoverbike-dubai-police-flying-lessons/index.html

 

Dubai Police Are Training Officers to Fly Hoverbikes – Futurism

https://futurism.com/dubai-police-training-officers-hoverbikes

 

3:日本におけるエアモビリティ事情

3‐1:日本も官民共同で本格的にエアモビリティを検討している

「はいはい、さすが海外はすすんでますね~」

「どうせこういうのは日本では導入されないでしょ」

 

と思っているあなた!それはもしかすると間違いかもしれませんよ?

なぜなら日本でもエアモビリティを本格的に検討する動きがすでに起きているからです!

未来投資戦略2018

日本では政府の「未来投資戦略2018」で、「空飛ぶクルマ」実現に向けた官民協議会を立ち上げ、年内にロードマップ(工程表)を策定することが目標として掲げられた。8月に設立された官民協議会には国内外の企業や、研究機関、投資ファンドなどが参加し、ロードマップ策定に向けた議論が始まっている。

 出典:エアモビリティがつくる近未来:日本でも実現に向けた協議会が発足 | nippon.com

画像出典:「空の移動革命に向けた官民協議会」の第1回会合(2018年8月、東京・港区)=時事通信

上にもある通り、本格的に空飛ぶ車=エアモビリティの実現に向けて日本も動き出しているようです。

 

3-2:「Speeder=ホバーバイク」が日本の街並みでみられるようになるには?

こういった乗り物ができたときに必ず話題に上がるのは、

 

「で、結局これに乗って街の中走れるようになるの?」

 

という疑問。

そう、おっしゃる通りこういった乗り物ができたとき、

必ずぶつかるのが「法規制」・「道路交通法」という壁…。

 

ですが!そこはさすがA.L.I.テクノロジーズ。

もうすでにその壁の打開に向けて動き出しています!

 

具体的には、中型バイクの免許で走行できるか国と協議しているようです!

 

もしこの協議がうまくいけば、ケンティーは中型免許を持っているのですぐに乗れちゃいます!楽しみだ!

 

1:最後に~僕らの今は、昔の”近未来”にどんどん近づいている~

さて、いかがだったでしょうか?

私たちが今生きているこの時代は、どんどん「かつて描かれていた近未来」に近づいて行っている気がしませんか?

 

そう考えると私たちの今生きているこの世界が、少しだけ色鮮やかに見えてきたりする気がしますね!

 

と、今日はここまで!最後まで読んでいただいてありがとうございました!